自由な読み方で

本の読み方について考えました。

私は、日頃から乱読をするくせがあります。
その時の状況や、気分にまかせて、同時期に色んな本に手を出してしまう。
最後まで読めていない本も何冊かあります(汗)。
(さすがに小説は最後まで読みますが。)

ずっと、非常によろしくない、恥ずかしい習慣だと思っていたので、なんとなく後ろめたく思っていました。

ですが最近、同じような悩みを抱える人のブログ記事などに出会い、「あ、同じ人がいる!」とかなりうれしく。
中には、乱読を推奨する記事や、その具体的な効用まで書かれた本もあったりして、勇気100倍(笑)。

また、阿久津隆さんの『読書の日記』という本を読んでいると、著者さんの本との付き合い方がすごく魅力的で。
読み方に、決まりなんてないんだ、自分はこれでいいんだ、と。

自分にとっていちばん無理のない、自然な方法で、本と関わっていけばいい。

何より、乱読をしていると面白いことが起こります。
全く違うジャンルの本なのに、次に読んだ本に同じ意味のことが書かれていたり。
最初に読んだ本から生まれた疑問の、まさに「答え」に当たることが、次に手にとった本の、たまたま開いたページに書かれていたり。
自分が直前に考えていたことと同じ単語、同じ言葉、同じ内容が出てきてびっくりしたり。
そんな不思議な偶然が、頻繁に起こります。
笑えるほど頻繁に起こるので、最近は、もうこれは偶然ではない、と思い始めています(笑)。

人は、そのときの自分にとって必要なものに出会うようになっている、というのは本当かもしれない。
自分で何気なく選んだつもりでも、実は何か見えない力によって「選ばされている」のかも?

気のせいか、「こうでなければ」と何か肩に力が入っているときは、そういう偶然もあまり起こらないような気がする…。

難しいことは考えず、気負わず、気の向くままに、自分のための読書を楽しめたら。
そういうのが理想です。

本当は、こんなふうに「読書とは」なんて考えることすらしないくらい自然に、気づいたら読んでいる、みたいな風がいい。

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