北海道は午後から雨とのこと、新たな被害がでないことを祈るばかりですが、そんな中、札幌の地下鉄が昼過ぎに再開の見込みというニュースや、停電が多くの範囲で復旧というニュースに、いつもながら、昼夜そのために働きづめになっている方たちがいることに、すごいな、すごすぎるなと思う。
自らも被災者である方々が、水や食料を「提供する側」になっていたり、避難所で誘導をしていたり、周りの人達の為に動いている姿が映るたび、いつも頭が下がる思いになります。
その方々にも家族がいたり、家が心配だったり、自らもおそらく不安でたまらないはずの状況の中で。
こんなとき、普通に生活できている現状のありがたみを感じつつ、何も出来ないこと、普通に生活していることに申し訳なさを感じてしまうのだけど、自分は自分の今の生活をしっかり生きるしかないのだよな。
東北大震災のときは、遠く離れた地で、ただただTVの映像に愕然とするばかりで、しばらく何をするのも、いつもどおりの日常を過ごすことも、笑うことも、いけないような気持ちでいたけれど、災害が完全に他人事ではないこの時代、こうまで各地で自然災害が続くと、最近は、いつ変わってしまうか、終わってしまうかわからないこの日常を、今ちゃんと生きて味わっておかなければ、と強く思います。
罪悪感から立ち止まっていても意味がない。
今は、今与えられている環境を大切にして、そして未来に災害に遭うことがあれば、その時それを甘んじて受けるしかない。そんな覚悟でいなければと思うこの頃です。