24時間テレビで、不覚にもまた泣けてしまった。
そんなに熱心に見ているわけでもないのに、たまたま見た場面でホロリとしてしまう…年かなあ。
ご当地キャラリレー企画で、ゴールしたご当地キャラが着ぐるみを脱ぐと、たんぽぽ白鳥さんの彼氏チェリー吉武が現れるサプライズ企画。
そのままチェリー吉武が白鳥さんにプロポーズ。
当人達はもちろん、相方川村さんや、柴田理恵や、周りの人たちの涙を見ていて、なんて美しい涙なんだろう〜と感動してしまった。
人の幸せを心から祝福して流れる涙って、きれいだなあ。尊いなあ。
これで泣けたのは3回目。
一度目は、昨日も記事にした、羽生結弦くんの素晴らしい演技。
二度目は、昨夜の石ノ森章太郎の生涯を描いたドラマでした。
彼の姉が、手塚治虫に「愛されるとはどういうことでしょうか。」という質問を投げかけるシーン。
手塚治虫が答えたセリフがすばらしくて。
「自分の進むべき道を知ることです。」
「愛されている自分は、未来の自分の姿です。」
深すぎて、真意を汲み取れていないかもしれませんが、「今自分は誰からも愛されていない」と感じて孤独の中にいる人に、この言葉は一筋の光のように感じられる気がしました。
愛は未来に存在している。
過去にだって(過去世かもしれない)存在したかもしれない。
忘れているだけ。まだ気づいていないだけ。
過去も現在も未来も、同時に存在しているというから、きっと愛されていない人など一人もいないと信じたいです。
今、孤独を感じているならば、今周りにいる人たちに期待するのではなく、まずは過去(世)で愛されていた自分、未来(世)で愛されている自分に思いを馳せてみれば、少し強くなれる気がします。
人は、「受け入れられている」と感じてからでないと変われないのだと、何かの本で読みました。
何より未来の自分自身が、今の不甲斐ないけれど必死に生きている自分を愛おしんでくれているのを想像すれば、変わる勇気も湧いてくるかもしれません。「自分の進む道」が見えてくるかもしれません。