ヤモさん

昨日から、姪(6才)と甥(3才)がうちにお泊りしています。

まあ、パワフル。どこから湧いてくるのか、あのパワー。

そして、しょっちゅう母親(私の妹)とのバトルが繰り広げられている。

3才児相手に一歩も引かない我が妹。

妹「もう!ほんっと頑固なんだから!誰に似たんだろ!」

完全に遺伝です。

突然、姪っ子の悲鳴が聞こえたので、駆けつけてみると、小指ほどのちっちゃい赤ちゃんヤモリが床の上を這っていました。

は虫類が大の苦手な私ですが、…これは、ちょっとかわいい…。

子どもたちも、恐がっていたのは最初だけで、そのうちに、「ヤモリくん」「ヤモさん」「ハートちゃん」と名前をつけ始め。

見失ってしまったので、「また出てきたらお外に出してあげようね」と言うと、「うん。ヤモさん、つぶしちゃだめだよ」

姪は半分こわごわ、「ハートちゃん、どこいっちゃったのかなあ」

甥が折り紙でおもむろに何かオブジェっぽいものを作り始めたので、「これなあに?」と聞くと、「ヤモさんにプレゼントするの」だって!

ヤモさん、おともだちか!

残念ながら、そのまま夜までヤモさん(ハートちゃん)には会えず。

おやすみ前に、「ヤモさん出てきたら、はい!ってプレゼントわたしといてね!」と託されてしまった。

ああ、無邪気。

できることなら、いつまでもいつまでも、この無邪気さを失わないでいてほしいな。

大人になんてならないで、楽しいことだけを見ていてほしい。

苦しみなんて、永遠に知らないでいてほしい。

この素直さを、純粋な瞳を、天真爛漫な笑顔を、どうか奪わないでほしい。

接していると、ついつい、そんなことを思ってしまう。

無責任な願いだとわかっていながら。

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